昨日、29日の土曜日、船アオリに行って来ました。
3週連続の釣行となりましたが、今回はサービス券を使わせてもらって、自分の餌代だけで済みます。
しかし、サービス券で乗せてもらうと、釣れないというジンクスがあるんですよね~。
当日の朝、女将さんからTELがあり、一瞬、台風の影響で出船取り止めかと思いましたが、
「早めにおいて(釣りを)、船を避難させないといけないので、1時出船としたいのですが、これますか?」
と言ったものでした。
午前中は転勤に伴ない、私物を取りに会社に行くぐらいです。
ほんとうは、最近の傾向から、そろそろタチウオが良くなると思っていて、朝から行きたかったのですが、
電動リールなしでのWヘッダーは、さすがに厳しいのでアオリだけにしました。
さて、いつもの通り、昼からの船に乗るときは、道路事情がどう変わるか分らないので、
十分に時間の余裕を持って家を出発。11:50に到着してしまいました。
ちょっと早かったのですが、ゲートを開けてもらうことも出来て、中で時間待ちです。
朝便は、タチウオで出ていて、帰ってきしだい直ぐに出船するとのことでした。
船着きの桟橋では、沢山の釣り人がいます。
ここでも、ハゲや木っ端グレがよく釣れているようで
す。チョイ投げでキスやベラも釣れています。
朝便が帰ってきて、皆さんの顔を見てみると、割と明るい。
やはりそこそこ釣果がよかったようです。竿頭で21本、この方の釣り方は、
何回かご一緒したことがあり、よ-く知っています。
あたりがあっても、なかなかあわせないのです。「ズル巻き勝手に掛かってちょー(釣)法」です。
悪かった人でもツ抜けはいっている様で、私の予想はそこそこ当たっていました。
タチウオ組みと入れ替わって船に乗り込むと、「こまさんですか?」と声を掛けてくれる方が。
「はい」と返事をして振り向くと、さわやかな笑顔の方が「ほうしです」と言うではないですか。
びっくり!! タチウオで行ってられたとのこと。メール交換をして、いつかアオリでご一緒しましょうと、
入れ替わりのあわただしい中、少しだけお話が出来ましたが気さくな方です。
アオリのお客さんは6人ほどだそうで、好きに釣り座をもらいます。
私は、ココ。
左舷の艫にもらいました。
今回は、竿をsiroikaさんも使ってみようといっていた
鯛カブラ用のものを使ってみます。
その感想は、また後ほど・・・・・
それにしても早く出るといっていたのに、なかなか
船が出ません。
社領さんが、「すんません、2たり組みがちょっと遅れてます」とのこと。
普通でも、出船30分前には着いておきたいものですね。朝便の場合は、道路が混む事も無く、
ほぼ予定通りに来れるでしょうが、昼便の場合は私は朝便の時の4倍の時間は見ています。
その遅れた二人が乗り込むや否や、船は荒い勢いで桟橋を離れポイントへ。
「やって」の船長の合図で仕掛けを落としシャクリますが、鯛カブラ用の竿は専用竿に比べると
かなり軟らかく、思っているようにエギは動いているのか、ちょっと不安です。
少しでもエギを動かそうと、2mの長さを利用して大きくシャクリの動作を入れますが、頭の中では
エギがモワ~っとしか動いていないように思い不安でした。
そして私から見える3人がパタパタっとアオリをかけます。ますます不安が・・・・・・
掛けたアオリは社領さんが取り込んでくれるので、船首の方に走るのを見ると、前でも釣れているんでしょうね。
棚取りのリールの巻き方からして狙いは底のようで、私も底を意識するとあたりました。
ところが、重いだけのハリイカです。
そこでエギをアジカラーに替えてやると、やっと来ましたアオリ3連荘!
ミヨシの方に、社領さんが「アジカラーや」と教えると、その方が今度は連荘モード突入!
私はまた沈黙です。不思議ですね~?となると、次はエギの動きですが、その方を見ていると、
割と硬めの3mほどの長竿を使い、竿先30cmほどをエギが、ちょこんと跳ねるような操作をしています。
待っている時間は割りと長めです。なるほど、潮が行っているので、潮に泳がせている感じですね。
それならきっと、胴付きの方があっている誘いのように思いました。
それでは面白くないので、私は底を取り、しゃくった後でスローリトリーブ。
すると4回も巻かないうちに軟らかめの竿が、グ~っと持っていかれるようなあたりで数を7杯まで伸ばします。
しかし、潮がたるんで、日も落ちてゴールデンタイムというのにピタッとアタリが止まり、そこから長い沈黙。
この時、錘を25号から20号に落としたのですが、この竿には20号以下があっています。
シャクリにもすんなり竿がついてくるし、エギをきびきび動かさないといけないときは20号以下が使えるときが
良いようですね。
その後、また潮が行き始め、25号に戻して同じようにしますがのってきません。
ふと、棚が上がっていることがあるかもと、思い切ってリールを倍の回数巻き上げると、いきなりグワーと
のってきました。「やったぁー、棚はここや!」
潮が早いのか、船は速い回転で立て直しますが、これで2連荘。
後1杯でアオリのツ抜け。釣りたいと言う強い気持ちが出すぎたのか、最後の流しを空振りに終わり、
残念ながら、アオリ9杯にハリイカ2杯で終わってしまいました。
港では、低気圧の接近と大潮が影響してか、桟橋が完全に海に浸かってしまっていて、降りるのがちょっと怖かった
です。
キッチンを墨で汚さないように、船で、釣りの合間に胴とゲソに分けて処理しているので、
こんな写真になっています。
型もやや小ぶりですが、食べては一番美味しい大きさと言っておきます。
今回、サービス券を使わせてもらっての釣果なので、自分では納得です。
最後にちょっと小言も書きますが、遅れてきたお客さん、釣り座を大艫と胴に一人で取り、釣れた方に
うろうろ、うろうろ。気になってしょうがないというより反則でしょう。
社領さんと目が合ったのですが、ごめんと手をあげて、注意はようしない様子。
まぁ、反則と言っても、船が黙認なら私には何も言う権利はありません。
でも、気が散るな~。そこまでしても3杯しか釣れていないので、かわいそうでもありましたが・・・・・
最低限のルールやマナーは知っていてほしいものです。乗り合いなんですから。