今年のタチウオ、早くにシーズンINして、初期から30~40と数も型もいいとうれしいニュース。
前回、喜び勇んで行ってみると、その日から激渋・・・・・・・
良いと言うニュースを見てからでは遅い!
と言う事で先週末の25日、小潮と釣りやすさもあって会社の同僚3人を誘って行って来ました。
この3人、ルアーマンに磯釣り師。船の経験はほとんどないそうで、はてさてどうなりますことやら。
船はビギナーということもあって、釣り座が広めの大型船を選び、垂水から出船の松一乗合船。
慣れていない3人を連れて行くと女将さんに言っておいたからか、右舷ミヨシから席を取っていてくれました。
そして貸し道具を頼んでいたのですが、この道具の程度のよさにびっくりしました。
カウンター付きのリールにPEが巻かれ、ちゃんとリーダーも結んであります。
リーダーはないだろうと用意していったのですが流石です。
竿も専用ではないですが、シマノの良い竿です。
私が初めて船釣りをしたときに借りた道具は、竿は折れるはリールのPEは継ぎ足しで、
その結び方が悪かったのかガイドにあたり、その感触がストレスになりました。
そしてとどめにリールの足まで錆で折れて、船長に迷惑そうな顔をされて気分のいいものではありませんでした。
でも、初めてのタチウオ釣りで11匹も釣れて、船釣りにハマッてしまったのです。
今回も皆に釣れればいいな~、との思いで、仕掛けの落とし方からテンヤ釣りの原理、取り込みと
一応知っている範囲でレクチャーをしました。
そしていよいよ出船。
この時は皆「よし、釣るぞ!」と気合たっぷりです。
しかし、船はポイントに着いてスピードダウンしてもなかなか「やって」の声が聞こえません。
まるでメバルやアジのときのように、うろうろ、うろうろ・・・・・これはきびしそ~~~
案の定、どんな誘いをしようが、コツンとも来ませんでした。
何とかタチウオの顔を見たい。棚を探すために、大きく大きく棚を探り、やっとアタリがでたのが、
水深60mほどのポイントの底から43m。コツコツ、コツコツとあたりますが、あわせアタリが出ません。
その中でも、クックッと小さく入ったところであわせを入れ、何とか掛けることができましたが、
上がってきたのは紐のようなタチウオ。それでも船中初めてだったようで、同僚も含めてボルテージが
一気に上がります。
それからは、パラパラと船のどかで上がりますが、良い状況ではありません。
私には2回目のあたりがあり、これも掛けることができましたが、また紐タチウオです。
いろいろな誘いを試していますが、今回はスローのただ巻きにあたってきました。
活性が低いときは追いがなく、この基本系がいいみたいで、同僚にも何とかあたりが出だしたようです。
それでもたまにしか当たらないので、合わせのタイミングもつかめず苦戦しているよう。というより、
手巻きでスロー巻きなので、眠気も出ている様子。コツンとくる度に、椅子から飛び上がっています。
船タチ初挑戦で、この渋い中、2本、3本、7本と、90cmクラスも交じって釣れ、何とかおかずにはなりました。
後日、タチウオを食べた感想ですが、「めちゃめちゃ、うまかった」そうです。
私は何とかツ抜けはしましたが、やはりみんなと同じで90cmクラスが最高でした。
ドラゴンが見れたら、あの顔を見てみんながどんな顔をするかなぁと、内心狙ってはいたのですが、
狙って釣れるものでもないですね。
次回、もっといい時に、もう一度行きましょうと約束をして解散となりました。
今回ちょっと気になったことがあったのですが、私の釣り方として、大きな誘いで食わせるときは、
リーダーにテンヤを直結してケミホタルは付けません。
しかし、今回のようにスローのただ巻きの場合、この仕掛けではあたりがなく、ケミホタルを付けるために
ワイヤーも付けてやるとあたりがでました。
たまたまかもわかりませんが、同僚の一人にもケミホタルを付けてあげるとあたりが増えていたように思います。
ケミホタルは、活性によっては有効ということでしょうか?
ケミホタルなしで、バンバンあげている方を見たこともありますし、タチウオからはどんなふうに見えているのでしょ
うね。