5/20 金曜日、午前中健康診断で午後は半休をもらいました。
健康診断の方は、特殊検診というやつで特にこれと言った検査項目もなく、ちゃっちゃっと終わって
先生 「気になるところはありますか?」
私 「いえ、特に・・・」
先生 「それでは結構ですよ」ではい終わり。
午後便には間に合わないものの、半夜なら十分行けます。
ネットで見ると、須磨の純栄丸が半夜をやっています。
早速TELして「一人お願いします」
4時半にゲートと聞いていたのですが、4時15分に着くとまだ車が1台もありません。
平日なのでお客さんがいないのかな?と思っていましたが、ゲートを開けてもらうと車の置けるところは
1番奥でした。車の中から、既に船は乗船場所に着けてあり、お客さんが乗り込んでいるのが見えます。
急いで戦闘服に身を包み、道具を担いで船に向かうと、「左側の前から2番目に座って」との指示。
ほぼ満席の14・5人(?)
使う餌はシラサとアオムシを配給してくれます。
情報では、シラサを使う場合は昼間と同じで小針に細ハリス。
アオムシは小針では飲み込まれてしまうことがよくあるので8号、ハリスは1.2号。
MAX垂水店の店長の話では、「シラサは餌が小さいので、餌にあわせて小針になるし、小針には細ハリス。
アオムシの場合は、餌が大きい(長い)ので針の大きさは関係がない。」と教えてくれました。
なるほどメバルも小さな餌を吸い込む場合と、大きな餌を吸い込む場合とでは、吸い込み方が違うということです
ね。「メバルがハリスを見ているかいないか」これでなんとなく分った様な気がします。
ハリスは見ていない。食うときの、吸い込み時の抵抗の問題だということかと思います。
アオムシのような大きい餌を食うときは、メバルもそのつもりで勢いよく吸い込むので、針の大きさハリスの太さ
は然程関係がない。むしろ飲み込まれず、バラシも少ない大き目の針の方がいいということですね。
まだ日が高いうちはシラサで、須磨沖でやりました。
純栄丸の船長の指示は水深は言いません。根の高さだけです。
それに感心したのは、流していく間に次々と現れる高さの違う根に対して、
「○○m。○○mから○○mでやって。・・・・・・今のところから○○m上げて。・・・・底とって○○m上げて」
といった指示を出してくれます。
この指示をきっちりと守ると、ヒット率はかなり上がりました。
タイミング的には、今のやつは根の裏にいたやつ?と言った釣れ方をしたものもありました。
日が傾きかけたころ、「場所変わります」で遠矢浜?(もう少しいくと和田防)のテトラ帯前。
ここはあまりはっきりとした根はないようで、「1m上げて」の指示ぐらい。
それでもテトラの崩れか捨石か、じっと流していくと右隣の方がよく根掛かりさせていました。
こういうところでは、感度のいい竿が必要ですね。根の状態がよく分ります。
ところどころ泥や海草もあるのが分ります。
ここでもシラサで30分ほどやりましたが、来るのは型が小さめで、15~17cmぐらいのが主体。
9m~12mと浅いこともあり、元気なのでリリースです。
そして日が傾きかけてから、仕掛けを換えて餌をアオムシに変えました。
今回で青虫を使うのは3回目。
アオムシではシラサより、もっと鮮明に前あたりが出ます。
ですが、シラサのときのように、前あたりのあとグッグーと竿を絞り込むことは少なかったように思います。
鮮明にでる前あたりをとり、ちょっと間を空けて聞き合わせのように竿を上げると、急に「ぶるぶる、ゴゴゴ~」
と乱暴に竿を絞り込み、上げるにしたがって横走りもします。
完全に暗くなると型も少し良くなって、18~22cmとなってきました。
アオムシでの利点をもう一つ。釣れたメバルは暴れて餌を吐き出そうとするためか、ほとんど口の外に
アオムシが出ています。針を外してそのまま使えることが多く、手返しが速くできました。
ここでもよく釣れていましたが、また須磨沖に変わってここを最後に本日終了となりました。
やはり型はこちらの方がいいですね。
右隣の方は、あまり慣れておられなかったのかトラブルも多く、終了の1時間30分ほど前に道具を片付けて
じっと私の釣りを見てられました。なんだか緊張しましたが、コンスタントに釣れているのを見て、
「よう釣るなぁ、自分で釣ってるより見てるほうが楽しいゎ」と言ってられましたが、私も道具を片付けだしたころ
棚はどうして決めるのかなど色々聞かれてしまいました。
私は教える事もないので「船長の指示をよく聞いて、その通りにしてたらよくあたりましたよ」
「自分のリールのハンドル1回転で何センチ上がるか分っていれば直ぐできますよ」とだけアドバイスさせてもら
いました。それで次回釣れてくれればいいんですけどね。
ということで今日の釣果は、
釣りをしている間のリリース数は不明。
おそらく10匹前後だと思います。
そして生簀からのリリースは7匹。
浅場で元気だったので放しました。
特別大きいのは出ませんでしたが、
よく引いて楽しかったです。