昨夜、またタチウオを釣りに行こうと思い、仙正丸さんに電話を入れると、女将さんが
「ごめん、いっぱいになってます」と断られてしまいました。
タチウオは人気のターゲットですし、ここのところ調子がいいので、暑いですがお客さんもいっぱいです。
やめようかな。とも思ったのですが、先週も行った松一さんに電話を入れて見ると、「行けるよ」とのことで
またまた、お願いすることにしました。
乗船場に着くと、割と車が止めてありましたが、お客さんは14人とのこと。
左舷ミヨシに釣り座をもらいます。今日は、豊丸(奥に見える船)も仕立てで出船のようです。
来る途中に垂水のMAXに寄り、前から見ていたタチウオ用の竿を購入。
竿に魂を入れるには、絶好調の今が一番いいだろうと思っていたのに、話を聞くと、昨日は最悪だったらしく、
悪かった人は二桁にいっていないとのこと。
ニューロッドはおろさないで、今まで使っていた竿で様子を見ようかとも思ったのですが、ここで弱気になっては
いけないと思い直し、ニューロッドをセッティング。
竿とリールが同じメーカーの物になりました。(竿受けはダイワ)
その名も「タチウオテンヤ」 2.25mで7:3の先調子。
手にしてみると、この竿は名前にあるように、ガンガン掛ける「テンヤ釣り用の竿だなぁ」と言う感じ。
実際に使って見ると・・・・・・・・と思っても、あたりがありません。
周りでも、ポツリとあたるぐらいで、いやーな空気が流れています。
やっとあたりが出ても、「コツコツ」ときてそれっきり。
そこで、ワイヤーとケミ蛍を外し、テンヤをリーダーに直結。リアクションで食わせる方法をやってみました。
バット部がしっかりとしているので、アクションはつけやすい竿です。
2m巻き上げるごとにシェイクを10回ほど入れてステイや、ジャークしてステイを繰り返すと、グッと竿先を押さえる
あたりか、フッと軽くなる食い上げのあたりが出始めました。
これは正解か!と思いましたが、普通に回りでもあたりが出だし、結局は群れに当たるかどうかだけの問題でし
た。しかし、周りであがってくるのも型が小さい。また、餌の尾っぽだけちぎられてしまうことが多かったです。
平均サイズで指3本(約6Cm)、ちょっとこましなサイズで指4本(7~8Cm)が5本ほど混ざり、
リリースの指2本(約4Cm)が4本。
1本太いのがほしいですね。と、お隣と話をしていたら、来ましたよ~!
コツコツと小さな前あたりがあり、その後フッと食い上げ。ビシッとあわせを入れると、乗った瞬間にそのまま
食いあがってきました。電動リールをフルスピードで巻き上げていると、途中で強烈な締め込み。
リールが唸り、一瞬止まります。何度かそんな締め込みがあり、見えるところまであがったところで
掛かりどころを見ると、しっかりと頬の部分を貫通しています。安心して船の上に抜き上げましたが、
重量を見誤り、一度は船べりに叩きつけてしまいました。それでも無事、船内に放り込むことができ、
どたんばたんと暴れるのを見て、親子で来ていた子供さんが、「でか~」とびっくりしていました。
私の指で5本は楽にありましたので、幅で言うと11~12Cmといったところです。
今日は全体に当たりが小さく、早合わせを余儀なくさせられたので、掛が浅いものも多く、目の前チャポンが
4回ありましたが、帰って数えると25本。リリースを入れると29本。
ナチュラルリリースも入れると33本。(これは反則)
開始から1時間30分ぐらいは、あたりも無かったことを考えると上出来です。
しっかりとニューロッドにも魂を入れることができました。
後半、風が無くなりめちゃくちゃ暑くなりましたが、今日もまた気持ちのいい釣りができました。
帰りの船の上は気持ちのいい風です。
因みに、私の住んでいる地域でこの夏最高の38℃になったとのことでした。